フ ァ ー ム プ ラ ス
FARM PLUSはなだより
昨年
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種類以上の野菜を栽培する、立派な「花巻の農家」だ。 そんな平賀さんが次のステップに選んだのがカフェ。そこには、「畑と食をつなぎたい」という思いがある。 カフェのメニューに使われる野菜は、そのほとんどが平賀さんの畑で
採れたもの。お米も自家栽培の五分づき。味付けに使う醤油麹や塩麹、甘酒、味噌やドレッシングも自家製だ。 職業としての料理人の経験はないという平賀さんだが、結婚以来、平賀家の料理担当は夫である平賀さん。だから、「メニュー構成は、イタリアンとかエスニックとかそんなかっこいいものじゃなくて、平賀家の食卓の延長みたいな感じ」と笑う。 この日作っていただいたのは、「野菜ゴロゴロカレー」と「キャベツのパスタ」「白金豚と野菜の醤油麹焼き定食」。どのお皿を見ても、たっぷりと使われた野菜の量に驚く。「材料の一つ」ではなく、ここでは「野菜が主役」。 皮付きのまま大振りに切ったじゃがいもやごぼうなどはオイルと塩でソテー。キャベツのパスタの味付けは塩麹、白金豚も醤油麹のみ。素材の味をそのままいかす。それぞれ異なる食感も楽しく、噛んでいると、どんどん濃くなる香りと甘みが口の中に広がっていく。「凝ったことはできないからシンプルに」と平賀さんは謙遜するが、生産者だからこそ知る野菜本来の香りや味が堪能できる洗練された味わいだ。 カレーやパスタ、定食などの定番メニューを軸に、使用する野菜は季節ごとに旬のものに変わっていくという。季節の移ろいを野菜で知る︱そんな楽しみ方もできそうだ。 オープンからまだ1年に満たないが、地元の人を中心に着実にファンを増やしているファームプラス。近所のおばあちゃんたちも常連だというから微笑ましい。 また平賀さんは、農業とカフェ経営の傍ら、農業体験や味噌づくりのほか、ドレッシングづくりのワークショップも定期的に開催している。今後は自家栽培のりんごを使ったシードル作りにも挑戦したいと意気込む。 生産者であり、カフェ経営者であり、料理人でもあり。畑と食と地域をつなぐ、新しい農業のかたちを平賀さんは見せてくれる。
畑 と 食 が つ な が る カ フ ェ
自家製ドレッシング(500 円~)も好評だ。りんごと豆 乳、りんごと梅干し、黄にん じんと豆乳、にんじんと味 噌など意外な組み合わせ だが、このドレッシングを目 当てにお店を訪れる人も 多い。カフェメニューでも 味わうことができる。
自家製のジンジャー シロップを炭酸水 で割ったジンジャー エール(380円)。甘 さ控えめ、炭酸強め、 しょうががぴりりと きいた大人の味わ い。
季節の野菜をたっぷり使った定番メニュー。「白金豚と野菜の 醤油麹焼き定食(880円)」には、黒豆を使った自家製味噌の味 噌汁付き。野菜の甘さが際立つ「キャベツのパスタ(680円)」。 玉ねぎをじっくり炒め、数種のスパイスで仕上げた「野菜ゴロゴ ロカレー(680円)」は、肉を使っていないのに驚きのコク深さ。
ファームプラス
〒025-0043
岩手県花巻市上根子字下田60-2 TEL 0198-33-0594
営業時間:11:00〜15:00(LO14:30) 定 休 日:日曜、水曜
https://www.farmplus.cafe/
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